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「純水アドレッセンス」百合漫画をレビューしたい

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  • 作者:かずまこを
  • 巻数:全1巻
  • 初版:2009年
  • 分類:GL、学園モノ、年の差、教師✕生徒

「かずまこを」様作の百合漫画「純水アドレッセンス」のレビューもとい感想です。ネタバレが多少ありますのでご注意ください。

タイトルのアドレッセンスは思春期という意味の英単語ですが、作品の方も思春期特有のまっすぐな好意に満ちたとても甘酸っぱい内容になっています。

物語の中心は高校生3年生の「奥村ななお」と彼女が通う学校の養護教諭「松本律子」の二名。松本先生に名前を呼ばれたななおが何故か不機嫌になって保健室を出ていくところから物語は始まります。

大人の松本先生が超えるのをためらってしまう様々な溝を臆することなく超えていき、関係を前に進めていくななおがカッコいいです。キラキラしています。年下に押される年上という構図は鉄板な気がしますが、やはり良いですね。

ななおのストレートな気持ちの伝え方は笑みが溢れるというよりは笑うしかないという感じかなあ。上手く表現できないのですが、率直にスゴイと想う。あまりの眩しさに胸が詰まります。尊いってこういうことなのか、と。「好きな人のおよめさんになりたい」みたいなシーンがあるんですが、存在ごと消えてなくなりそうでした。

はじめはクールで大人ぶった態度を貫いていたのに段々と冷静さを失っていく松本先生の方は今作品のかわいい担当ですね。

全体を通して互いに本音をぶつけ合いすれ違いを乗り越えながら距離を縮めていく、胸がきゅーっとなる爽やかな作品です。甘酸っぱいって他に良い言葉が見つからないですが、とにかく甘酸っぱい名作だと思います。

単行本にはななおの友人の短編も2篇収録されています。個人的にはぼんやり✕ツン子の話が好きでした。無自覚な恋心でツンツンなワガママを全部受け入れてしまうところがね、ツボです。

最後までお読みいただきありがとうございました。