タイル型ウィンドウマネージャのi3-wmはデフォルトの設定でもある程度快適に使えるのが魅力ですが、カスタマイズするとより使いやすくなるのも事実です。自分なりに調べ、設定項目は少ないですがある程度不満のない状態にはなったので整理も兼ねてまとめてみます。
下記の参考サイト様の内容をそのまま使わせていただいている部分も多いため、初めに挙げておきます。
参考リンク
- i3 Window Manager を使ってみて分かったおすすめ設定集
- Disable title bar : i3wm - Reddit
- i3 wm タイル型ウィンドウマネージャを使うことのメモ | Jenemal Notes
- i3 wm タイル型ウィンドウマネージャを使うことのメモ (2) 使い方
- i3 wm を使うことのメモ (3) カスタマイズ
- i3 WM (4) Run or raise で素早いアプリ切り替えと起動
ウィンドウ関係
スプリットレイアウト時のタイトルバーを表示されないようにする
スプリットレイアウトのときはウィンドウの内容は見れば分かるためタイトルバーを無効にします。
for_window [class="^.*"] border pixel 1
gnome-terminalをフロート表示する
nautilusで端末を開くときに不便なのでgnome-terminalはフロート表示にします
for_window [instance="gnome-terminal-server" class="Gnome-terminal"] floating enable
ウィンドウを閉じる
デフォルトのキーバインドは押しにくいため変更します
bindsym $mod+q kill
移動関係
ワークスペースを簡単に移動できるようにします。
bindsym $mod+i workspace prev bindsym $mod+o workspace next
コマンド実行関係
i3起動時に通知を有効にする
dunstを利用してデスクトップ通知を受け取れるようにします。
exec --no-startup-id "dunst"
単語登録を呼び出す
mozcを利用している場合に単語登録を簡単に行えるようにします。
bindsym Control+F12 exec --no-startup-id "/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=word_register_dialog"
コマンドモードを定義して2ストロークで何でも実行
モードを定義することでその中では実質無制限でキーを利用することができます。デフォルトの状態に戻れるようにEscキーを割り当てます。とりあえず mod+c, fでnautilusが起動するようにしました。
bindsym $mod+c mode "Commando" mode "Commando"{ bindsym f exec nautilus; mode "default" bindsym Escape mode "default" }
最後までお読みいただきありがとうございました。