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「できそこないの姫君たち」百合漫画レビュー

※ この記事は1巻発売時に作成したものです。

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  • 作者:アジイチ
  • 巻数:1巻(2018/12/29現在)
  • 初版:2018年
  • 連載:まんがライフSTORIA ′
  • 分類:GL、学園モノ、ギャル✕オタク

概略

目立つことを嫌い、教室の隅でひっそりと学校生活を送る地味めな腐女子「黒川奏」と、誰よりも可愛くありたいと願うスクールカーストぶっちぎりのギャル「藤白七姫」、そんな正反対な二人の恋模様を描いたこちらの作品、嫌いとさえ思っていた両者が次第に惹かれ合っていく過程がとても魅力的です。

連載はまんがライフSTORIA ′ にて、Web上で一部無料公開されています。作者は「アジイチ」氏で、他の作品に「オレが腐女子でアイツが百合オタで」や「予行恋習カノジョ」などがあります。

あらすじ

「いつでも、どこでも、誰よりも可愛くありたい」そう願う藤白七姫は、自分の容姿を気にかけず垢抜けない姿のまま学校に来る黒川奏のことを疎ましく思っていた。

一方、黒川も自身の立ち位置を否応なく知らしめてくる藤白のような人間の存在を苦手に思っていた。

互いに距離を置く両者だったが、藤白の彼氏の二股を黒川に知られてしまったことをきっかけに、交わらないはずだった二人の関係は次第に変化していく。

感想

感想です。まごうことなく感想です。

分かり会えないと思っていた二人が、相手のことを少しずつ理解するうちに、初めて見えてきた相手の長所に惹かれ、絆を強めていく。良いですね。ギャップがある分、より一層二人の関係が際立ちます。

悲しいことに今までと全く異なる交友関係が周囲との軋轢を生んだりしてしまうわけですが、それでもやっぱり手を取りにいくんですね。強いなぁ、と。眩しいです。

それにしても、最初から黒川さんは藤白さんの顔は大好きみたいなんですよね。

その辺りまさにコンプレックスというか割り切れない思いなんでしょうけど。顔を近づけられるとドキドキしてマトモに思考ができなくなる辺り可能性を感じます。

あと、1巻ラストの垢抜けたバージョンの黒川さんですね。スゴかったです。まさに大変身でした。まあ、地味バージョンも可愛いんですけど、華はないかもしれない。可愛いんですけど(二回目)。

きっと最初の頃の藤白さんは黒川さんのあのポテンシャルを無意識に見抜いていて、それであんなにイライラしていたんですね。無駄にしているのが我慢ならなかったんだろうなぁと、そう考えると可能性を感じます。

何はともあれ、黒川さんの秘められた魅力に気づいた藤白さんが今後どう動いていくのかとても気になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

アジイチ バンブーコミックス 2018/12/21