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「レンアイマンガ」百合漫画レビュー

※ネタバレが多少ありますのでご注意ください

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  • 作者:コダマナオコ
  • 巻数:全1巻
  • 初版:2011年
  • 連載:つぼみ
  • 分類:GL、社会人、漫画家✕編集

概要

恋愛漫画を描く漫画家とそれを支える編集の物語。仕事を介して織りなされる二人の人間模様、それそのものが恋愛漫画になるという入れ子構造。面白いですね。

仕事への懸命な想いを通じて築かれていく、仕事を超えた関係がとても魅力的です。

百合アンソロジーの「つぼみ」にて連載されていた作品、作者は「コダマナオコ」先生です。2011年に芳文社より出版された単行本に新たに描き下ろしが追加された新装版が、2014年に一迅社より発売されています。

あらすじ

漫画雑誌の編集部に務める「羽田ハルカ」は、憧れの漫画家「黒井律」の担当となり、期待に胸を膨らませながら家を訪ねる。

彼女の代表作で自分を変えたお気に入りの漫画「With You」の主人公のように、お洒落で格好良い姿を想像していたハルカだったが、現れたのは漫画とは似ても似つかない根暗でおどおどした人物だった。

ギャップに悩みながらも、漫画に寝食を忘れて打ち込む律を傍でサポートし続ける内に、「先生の役に立ちたい」そんなハルカの願いはだんだんと強くなっていく。

感想

ここからは感想です。どこまでも感想です。

毎話服の変わるハルカに対して、ほとんど服の変わらない先生が、二人の性格の違いを表していて面白い。というのは余談ですが、性格の違う両者が、少しずつ惹かれ合っていく展開って良いですね。好きです。

傍から見ていると二人の関係は明らかに単なる漫画家と編集の関係を超えているんですけど、昔の経験から先生はそれを認めることに臆病になってしまっているんですよね。ハルカのひたむきな気持ちがそんな先生の心の壁を打ち壊していくわけですが、まさに愛ですね。

本人に自覚がないところがまた何とも言えなかったです。気づいたら恋に変わっていたって何だかとっても満たされます。心が。

それにしても、これで付き合っていないって言うんだから、驚きです。まあ、先生の方は自覚ありますけど。描き下ろしパートで同棲の話が出ていましたが、何かもう「早く結婚しろ」というかお願いします結婚してくださいって感じでした。もどかしくて身が持たないです。

何せ出会う前から支え合っていた二人ですからね。ファンレターの件は破壊力スゴかったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コダマナオコ 百合姫コミックス 2014/11/18