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「Girl @ Girl」百合漫画レビュー

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  • 作者:まに
  • 巻数:全1巻
  • 初版:2014年
  • 分類:GL、短編集

「まに」先生作の百合漫画「Girl @ Girl」のレビューもとい感想です。読んでいると何だか心がふにゃふにゃしてくる可愛さたっぷりの一冊です。

同作者様の他の作品では「安達としまむら」のコミカライズ版が記憶に新しいですね。3巻で終わってしまったのが残念でならないです。再開しないかなー。

さて、短編集ですので各話について簡単に振り返ってみます。

この中に一人残念な子がいます!

夏休みの補修に集まった、ゆき、ひなた、りこ、仲良し三人組の日常の一コマ。ゆきは飄々として少しチャラいタイプ、りこはツンデレ気味で真面目な性格という感じ。

正反対な二人が曲がりなりにも仲良く過ごせるのは、とりもなおさず天真爛漫なひなたのおかげです。

ひなたが可愛い。「三人でお祭り行くんだもん」って頑張る所が何とも。ゆきも、りこも、ひなたのことが大好きなので、当分告白はできそうにないかなぁ。ひなたは三人一緒が良いって言いそうだなぁ。

恋に✕✕は関係ないよね!

一人っ子のかえでの隣に引っ越してきたのは、少し生意気な幼稚園児のしおり。仕事で忙しいしおりの母親の代わりに幼稚園の送り迎えをしたことをきっかけに、二人の間には絆が生まれます。

そんなある日、しおりはかえでが自分の知らない友だちと仲良くしているところを見てしまい⋯⋯。

圧倒的おねロリ。手の大きさも背も違いすぎて、繋いで歩こうとすると指を握る感じになっちゃうんですね。スゴイ尊いですね。幼い心に芽生えた嫉妬の心を優しく受け止めるかえでが素敵でした。

いつでも君はそこにいた

女子高生のちよりは卒業を前に、大好きな先輩から告白されます。返事のできないまま先輩に遊びに誘われたちよりは、階段で転んで先輩にぶつかってしまい、気がつくと何故か先輩は男の子の姿に変わっていて⋯⋯。

SF(すこしふしぎ)な短編でした。男だったら付き合ったのかな、なんて仮定に向き合うことになる物語。先輩は一体何者なんだ。

人は見かけじゃないとかそういう問題ではなくて、やっぱり好きな人を形作る外見含めて好きなんですよね。あなただから好きなんだって真っ直ぐな気持ちが綺麗だなーって思います。

恋に変タイはつきものです

お屋敷のお嬢様「もみじ」と彼女のことが大好きなメイド「ハマチ」の物語。料理を作ってほしいとせがむお嬢様のために、苦手な料理を練習するべく厨房にこもるハマチでしたが、会える時間が少なくなったことにもみじは寂しさを募らせます。

おねロリそして主従百合。可愛いです。無邪気に手料理をリクエストするお嬢様も、他のことは完璧なのに料理だけポンコツなハマチも。

ハマチの暴走気味の愛を受け止めてしまうもみじの度量が大きいですね。攻められるとあたふたしてしまうメイドさんって良いですね。

笑顔の仮面を数えよう

いつも笑顔なクラスメイトの「佐々波さん」の泣いた顔が見たい、そんな薄暗い欲求のもと「蒼戸」は佐々波に告白し、付き合うことになります。偽りの恋人として過ごす中で、蒼戸は今まで忌み嫌っていた笑顔の裏に隠れた佐々波の優しさを知り、頑なだった心は少しずつほぐれ始めます。

佐々波さんが良い人過ぎて辛い。蒼戸さんの告白の動機がどうにも気に入らなくて、正直認めがたいものがあったんですけど、ラストの佐々波さんのために知らず涙を流してしまうシーンでまぁ良いかなって、思いました。ベタ惚れなら何も言うまい。

そもそも佐々波さんがいつも笑顔って見てないと気づけないですし。最初から好きだったんだなーって。


上には含めていませんが、純真無垢な少女の勘違いが見ていて楽しい「friendship+@」、すれ違う三者の気持ちをコミカルに描いた「あなたはいつ勘違いに気づくのです?」もとってもキュートです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まに 百合姫コミックス 2014/8/4